2026年4月、お天気にも恵まれた日に、観光とお花見を兼ねて車で奈良へ行ってきました。 今回の旅は、藤原京跡、益田岩船、橿原神宮を巡るコース。食事代を含めて、1人あたりおおむね2,000円ほどに収まるよう計画した、リーズナブルながらも見どころ満載の旅です。

当日のタイムスケジュール
08:30 JR平野駅前を車で出発(長原ICから高速道路へ)
09:38 藤原京 に到着
- 藤原京跡にて桜と菜の花を観賞
- 橿原市藤原京資料室を見学
10:55 藤原京を出発
11:20 益田岩船 に到着・見学
11:50 益田岩船を出発
12:03 橿原神宮 駐車場 に到着
- 「カフェ 橿乃社(かしのもり)」にて昼食
13:10 橿原神宮 を参拝
13:50 深田池休憩所にて休憩
- 橿原神宮宝物館(入口まで、入館はせず)
14:45 橿原神宮を出発(高速道路を経由、美原ICから一般道へ)
15:53 JR平野駅 に到着・解散
1. 140万本の菜の花と桜の競演!歴史に思いを馳せる「藤原宮(京)跡」

大極殿跡に一番近い駐車場に車を止め、まずは藤原宮跡の散策からスタートしました。
藤原京は、天武天皇が計画し、その遺志を継いだ持統天皇が694年に遷都した都。わずか16年間しか使われなかったと聞き、その短さに驚きました。 私はもともと、あまり歴史に興味がある方ではなかったのですが、かつて読んだ里中満智子先生の漫画『天上の虹(持統天皇物語)』を思い出し、帰宅してからじわじわと当時の歴史への興味が湧いてきました。
建物跡同士が驚くほど離れた場所にあり、あまりの広さに次の跡地まで歩くのは諦めてしまったほどです。
その後、北側の道路を渡り醍醐池方面へ足を伸ばすと、そこには鮮やかな菜の花が一面に広がっていました!

140万本の菜の花と桜を同時に楽しむことができて、本当に良かったです。 お花見シーズンなので混雑を予想していましたが、春休みが終わり、桜も少し散り始めていたせいか、意外なほど空いていて穴場感がありました。
ここは夏にはハナハス、秋には240万本のコスモスも楽しめるそうなので、季節を変えてまた訪れたくなります。ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。
2. 飛鳥最大の謎!巨石「益田岩船」へのドキドキ登山

藤原京を訪れた際、どうしても立ち寄りたかった場所があります。それは飛鳥最大の謎とも言われる「益田岩船(ますだのいわふね)」です。 俳優の鈴木亮平さんや山口智子さんも訪れており、Googleマップの評価も非常に高かったため、ずっと気になっていました。
ただ、一つだけ心配なことがありました。 それは「登山口から約5分とはいえ、登山要素がある」という点。 私自身、たまに膝に違和感を覚えることがありますし、同行する仲間も60代。「本当に大丈夫かな?」と少し緊張しながら向かいました。

入り口の階段はスムーズにクリアできましたが、進むにつれて本格的な山道が現れます。仲間からも「これは結構きついね」という声が漏れるほど。 しかし、ゆっくり一歩ずつ進むうちに、目的地が近づいてきました。
「出た……!」

竹林の間から突如として現れた、圧倒的な存在感の巨大な岩。 長さ11m、幅8m、高さ4.7m。重さは約800トンとも言われています。文献資料が一切残っていないため、その用途はいまだ謎のまま。高い場所から覗き込むと、四角い穴が開いているのが分かります。


そばでは外国人の女性が一人、静かに瞑想されていました。 周りにはタケノコが顔を出しており、神秘的な空気と豊かな自然を同時に感じられる不思議な場所でした。
華やかな名所だけでなく、こうした歴史の謎に包まれた静かな場所に身を置くひとときが、今回の旅をより思い出深いものにしてくれました。
【これから行かれる方へアドバイス】 足元が不安定な場所もあるので、怪我には十分注意してください。ゆっくり時間をかけて登れば、体力に自信がない方でも大丈夫だと思います。雨の日の翌日は滑りますので避けてください。
【アクセス&駐車場情報】 駐車場は、益田岩船の登り口から徒歩8分ほどの場所にある「南都銀行」のコインパーキングを利用しました。1時間以内に戻ってこられたので、料金は220円とリーズナブル! 電車で来られる方は、近鉄吉野線「岡寺駅」から徒歩約14分です。白橿西集会所を目指してこられたら左のほうにすぐ登り口があります。https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1021/1/2/1/3889.html
3. 橿原神宮へ参拝&「Cafe 橿乃社」でお得なランチ休憩
次は、日本書紀において神武天皇が即位したとされる地に建つ、非常に歴史深い「橿原神宮(かしはらじんぐう)」へ。
まずは「Cafe 橿乃社(かしのもり)」で腹ごしらえ
到着したのがちょうどお昼時だったので、車を駐車場(500円)に停め、まずは入り口にある「Cafe 橿乃社」でランチをすることにしました。
- 店内の雰囲気:広々としていて、とてもおしゃれで洗練された空間。
- 価格帯:観光地としてはかなり良心的。私は「ビーフカレー(1,000円)」を注文しました。
味も良く、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと運転の疲れを癒やすことができました。
信仰の形が見える、長く立派な参道
鳥居をくぐると、そこには厳かな長い参道が続いています。 特に印象的だったのは、参道沿いにずらりと並んだ灯篭(とうろう)です。一基150万円ほどという案内と共に、全国各地の個人や会社名が刻まれていました。 神社に詳しくない私でも、「これが日本人の信仰の形なんだな」と、しみじみと感じ入るものがありました。

静かな境内と深田池でのひととき
今年のお正月に訪れた友人によると、当時は人混みで建物すらよく見えなかったそうですが、今回は平日の午後ということもあり、静かでゆったりとした境内の空気を味わうことができました。

参拝の後は、敷地内にある「深田池」の休憩所へ。 自動販売機が充実していて、お菓子やアイスも売っているので、椅子に座って美しい池の景色を眺めながら一服するのにぴったりのスポットです。
💡 宝物館を訪れる方へのお得なプチ情報!
最後に、入り口横にある「宝物館」に寄ろうと思ったのですが、今回はあいにく予算(2,000円)の関係で入館は断念しました。 しかし、受付の方がとても優しく、耳寄りな情報を教えてくださいました!
【お得な耳より情報】 現在、宝物館のチケットがあれば、隣にある「Cafe 橿乃舎」の100円割引チケットとして使えるそうです!
これから訪問される方は、【先に宝物館を見学】してから【カフェで休憩】すると、少しお得に楽しめるのでおすすめですよ!
華やかなお花見、神秘的な巨石、そして厳かな神社参拝と、盛りだくさんでありながら大満足の奈良日帰り旅でした。ぜひ皆さんの旅の参考にしてみてくださいね。
